王 燕山君(ヨンサングン)が廃妃ユンの毒殺に関わったものを処刑した出来事が「甲子士禍(こうししか)」なのです。

1504年、燕山君(ヨンサングン)は生母ユンが毒殺されていた事実を知り、これに関わったものを次々に処刑した。3月21日に始まり、7ヶ月の間に48人が処刑される。
この大弾圧が「甲子士禍(こうししか)」。
チャングムの父チョンスも武官だった頃、関わっており、そのために手配されていた。
村の相撲大会でチョンスが勝ったのに、身分が低いからと蔑まされ、それが悔しくて父親の素性を明かしてしまったチャングム。
「お父さんが武官だったことは誰にも話してはいけない」と言われていたのに。。。
自分のせいで父親が捕まってしまった。このことは、取り返しのつかない事としてチャングムの幼い心に残った。。。

この出来事がチャングム一家が運命に翻弄されることとなる。。

士禍(しか)というのは、李氏朝鮮時代における、士(官僚)に対する粛清の事を差す。
チャングムの家族が大きく運命を翻弄させられた燕山君の「甲子士禍」。同じく燕山君の「戊午士禍」、中宗「己卯士禍」、明宗「乙巳士禍」これらは四大士禍と言われる大きな士禍として歴史上位置づけられている。
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