「宮廷女官 チャングムの誓い」の物語は3代の王の時代にわたって展開します。
西暦で言うと1469年〜1550年位になります。日本で言うと室町時代〜戦国時代のころになります。
チャングムと父母が生きた時代を年表で確認してみると。。
1469 第9代王・成王即位
1482 成宗の元妃 廃妃ユン毒殺
1494 成宗退位 第10代王・燕山君即位
1504 甲子士禍
(燕山君が生母ユン毒殺に関わった人々を大量に処刑)
1506 中宗反正
(燕王君の暴政に耐えかねた武官たちが中宗を擁立したクーデター)
燕山君退位 第11代王・中宗即位
歴史上の出来事は、チャングムの父母そしてチャングムの人生に大きく影響します。チャングムの父:チョンスは廃妃ユンの毒殺に立ち会ったために「甲子士禍」により、お尋ね者として終われる身となります。
そして、チャングムは、中宗の時代に女官、医女として宮廷に使えるのであるが、この中宗の「朝鮮王朝実録」の中に「予の体のことは医女長今(チャングム)が知るなり」と記されたこの一文から、当時、王の主治医を務めたチャングムの存在が明らかになり、ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」は生まれることとなったそうです。
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事実として確定してるのは長今がいたということくらいですね