脚本や演出、それに登場人物に魅力があり、果たして今の日本で、これだけの歴史大河ドラマが作れるのであろうかとも思ってしまった。それだけ魅力があるドラマだ。
何点かポイントがあると思うのだけれど、まずこの物語の一番の主題が師弟にあるということであろう。
師弟というと、何か日本では、武道の師匠みたいな感じだけれど、チャングムは、そのおかれている立場で、「料理」「医術」と恵まれた師匠に出会い、その技術と生き様に感化され、彼女の強靭な精神力とあいまって、様々な問題を乗りうこえていく。

その師匠の中でもチャングムの生涯の師匠といったら、幼い頃から仕え、また母親の親友だった「ハン尚宮」であろう。
チャングムは、奴婢にされ島流しにあっても宮廷に戻ろうとする。むしろ、師匠の仇討ちのために生き、仇討ちのために命を捨てなければならないならば、命を捨ててもいいと言っている。
それほど凄まじいく正しい生き方に視聴者は、共感せずにはいられないのであろう。。。
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